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赤ちゃんをつくろう(赤ちゃんができない患者さんへの手技療法)

一般論

一般的に不妊症の原因は、排卵に原因のある場合、卵管に原因のある場合、男性側に原因のある場合、子宮に原因のある場合などがあります。
この辺はインターネットで検索すればいくらでも出てきますし、書籍などでも情報は簡単に入手できるので省略させていただきます。
私(長谷)の場合、一応は問診のときにお話は聞きしますが
ほとんど関係なく、この治療をしています。
例えば子宮筋腫ですが、病理的な診断や治療は医師の指示に従うように指導します。
子宮筋腫が出来る人は、その人の子宮が筋腫を必要な状態なのです。
悪いものを固めて筋腫を作り、子宮を守っているのです。
この場合、筋腫が必要でないような体をつくることが必要です。
“妊娠をして赤ちゃんを育てる”という能力は人間(女性)が本来持っている能力のひとつです。

“妊娠をしない”ということは、「人間が本来持っている能力」を発揮出来ていないだけなのです。

この能力を正常に導くことが出来れば、妊娠することは可能です。

臨床的な不妊症の原因

一体何が原因で妊娠をしないのでしょうか?実際の臨床的な原因は複数ありますが、結果として妊娠しない原因になっているもので多いものは以下の2つでしょう。

1 骨盤の変位からくる子宮の変位

子宮というのは骨盤に靭帯によってつるされています。よって骨盤が歪むと子宮も同じように歪みます。

骨盤矯正という言葉を聞いたことがあると思います。足の長さを診て骨盤を手技で矯正する治療です。私のところにくる患者さんはよその治療院で治療によって悪化した方がかなりいらっしゃいます。
それは、骨盤はただ単に歪みを治せばいいのではないのです。たとえば右足が短い人を治療し足の長さをそろえたとします。この足の長さがそろった状態を維持できる体力がない人はすぐに元に戻るか、もっと体力がない人は症状が悪化します。

骨盤には先に述べましたように子宮がぶら下っていますので、治療によって生理痛がひどくなる人が多いのは、実際に患者さんの体力以上の治療つまり刺激を入れてしまったからなのです。

妊娠しない方の骨盤は歪んだ状態でロックしているか、ゆるくて開いているかどちらかです。どちらの場合でも治療の方向性は同じです。それは骨盤の動きを正常に方に持ってくればいいのです。

 

 

 

2 内臓下垂からくる子宮や卵巣の圧迫

「猫背は体によくない」ということを聴いたことがあると思います。でも、実際には背中の骨、つまり胸椎は後に凸で正常なのです。しかし、肩が前に入り、頭の位置が前方に行ってしまうと悪い状態のいわゆる猫背になるのです。

 

 

これは横隔膜という膜が胸とお腹の間についているのですが、この横隔膜が下方に変位し、内臓全体を下垂(つまり下方に下げ)させます。 そして、下のほうにある臓器、つまり子宮や男性だと前立腺、そして卵巣や膀胱などを圧迫するのです。

圧迫された子宮は本来の能力を発揮できなくなり、生理痛や生理不順、そして、不妊症の原因になります。

 

 

 

赤ちゃんができる体をつくるには?

骨盤内の環境が良くなくては子宮の状態はよくならない

妊娠しない人は着床する体力と、妊娠するための子宮の環境が揃っていないのです。

私のところには流産くせがついてしまっている患者さんも多くいらっしゃいます。
流産する人は着床する体力はあるのですが、赤ちゃんが育つ体力がないのと、赤ちゃんが育ちにくい子宮の環境が原因です。

この場合も不妊症の人と同じ治療が必要です。まずは、骨盤の動きを正常にすることが重要なのです。

骨盤が動いてくると、側頭骨が動いてきます、側頭骨が動くと後頭骨や前頭骨も動いてきます。

回復力の高い人ならば、骨盤の治療をするだけで妊娠しやすい環境が整います。

 

正常があって異常がある

人間の顔で左右同じ人はいません。それと同じで、椎体や骨盤も左右同じ人はいないのです。足の長さなども解剖学的に同じで、骨盤のゆがみなどによって短下肢ができるとされています。

しかし、足には軸足と利き足があります。これは成長期に左右の骨盤が軸足の仕事用に、利き足の仕事用に左右別の作られ方をします。

そして、軸足は、母体の中の7~8ヶ月に下に下がってくるときに造られます。

 

左右の骨盤の構成が違うように、左右の骨盤の仕事も違います。
よって、よほど治療によって、骨盤や頭蓋骨が柔らかい状態でなければ、足の長さは同じにはならないのです。

 

骨盤の治療の目的は機能を正常に近づけること

人間は常に動いています。横になって安静にしていても、呼吸をしている限りは動いています。

骨盤の治療の目的は、『正常な動き』を取り戻すことでただ単に足の長さをそろえることではありません。

骨盤の状態が悪く妊娠しない人は、『正常な動き』に比べて、動きが少ないか、動きが異常なため、骨盤内の環境が悪く内臓が能力を発揮できない状態なのです。

“妊娠し子孫を残す”ということは人間が本来持っている非常に強い能力なのです。

この絶対的な能力が正常に機能しない為に、妊娠が出来ないということは
妊娠しやすい環境が整っていないからです。

当協会では、この内臓や骨格の問題を改善させるような手技や、セルフケアの方法を伝授いたします。